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 H29  神威岬灯台が「恋する灯台2017」に認定

  
神威岬灯台                                             積丹ブルー海と灯台


 平成29年6月1日、積丹町神威岬の先端にある神威岬灯台が、この度、日本ロマンチスト協会と日本財団が主催する「海と日本プロジェクト」の2017年「恋する灯台」に選ばれました。
 「恋する灯台」は海の道標としての灯台が、恋人たちの未来を照らしふたりの道標に、灯台がふたりの未来を見つめる場所なるように、ロマンスの聖地として認定されるものです。
 昨年度は全国で21箇所が認定され、今年は本灯台を含めて10箇所が新たに認定されました。北海道では昨年度の湯沸岬灯台(厚岸郡浜中町)についで、2箇所目になります。

  
遊歩道入り口の門                                           灯台への長い道のり


 神威岬灯台に行くには、「チャレンカの小道」と呼ばれる尾根道を25分程度歩きます。しかもその手前には、「女人禁制の地・神威岬」と書かれた門があります。大昔は女人禁制だったそうです。
 今は男女問わず門を通り、中に入れますが、強風時には事故防止のため、この門が閉鎖されことがあります。
 神威岬は昔から海の難所と呼ばれ、風が強いところで、また、急に天候も変わることがあり、船乗り達から恐れられていた場所です。門があいているのは、幸運なことかもしれません。
 この門を通り抜けて、長い険しい道を歩き、灯台にたどり着けたカップルは、その未来を灯台に祝福されるでしょう。